第132章利用資格

その瞬間、エリックは給仕係のほうへ向き直り、「言ったとおりに持ってきてくれ」と告げた。

「申し訳ありません。八二年のラフィットは非常に希少でして……このゴールデン・カラオケでも、残りは三本しかございません」給仕係が答えた。

「なら、三本全部だ」エリックは涼しい顔で言った。

「本当によろしいんですか?」給仕係は念のために確認した。

「もちろんだ」エリックはうなずいた。

「かしこまりました! すぐに手配いたします!」給仕係もうなずき、足早に立ち去った。

給仕係の姿が消えるや、コーディは口の端をつり上げて言った。

「エリック、八二年ラフィットを三本だって? 三万ドルだぞ! 会計のときどう...

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