第153章グッドニュース

フランクは、ウルフマンが行く手を塞いでいるのを見ると、握りしめていた拳をほどいた。

「ウルフマン、お前ほどの腕があるなら、外で名を上げりゃいいだろ。なのにこんなところで、負け犬のボディガードをして足止めか?」フランクはウルフマンをねめつけた。

「名を上げる?興味ないな」ウルフマンは首を横に振った。

「いいだろう。エリックはいくら払ってる?その五倍――いや、十倍出す!ペレス家に来い。どうだ?」フランクが持ちかけた。

一拍置いて、さらに言葉を重ねる。「お前の腕があれば、ペレス家が最後まで面倒を見る。シャドウ・ストライク部隊の教官になって、軍の階級も手に入る。名声も金も思いのまま――負け犬の...

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