第027章「ベット」ベット

ルイスの言葉は露骨な含みを帯びていた。シャロンに、自分の身体――その色香を利用して、どうしても必要な協賛金を手に入れろと言っているのだ。そうすれば、金を出す「後援者」はいくらでもいる、という含意だった。

少し間を置いて、ルイスは言葉を継いだ。「もしこの協賛を取ってこられるなら、次の選挙では君を推薦する」彼は言った。「対外関係部の次期部長として、必ず推す。それに、今年の優秀学生の選考では、一等奨学金を取れるように手伝ってやる」

「……一等奨学金?」シャロンは思わず心が揺れた。

奨学金には一等、二等、三等の三段階がある。一等は金額が最も大きいぶん、獲得もいちばん難しい。相応のつてがなければ、...

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