第030話偉業績「驚きの勝利を悟ったルイス

ルイスは、これほど巨額のスポンサーを取り付けること――しかもパワー・グループのような超巨大コングロマリットからとなれば――それがどれほど大きな功績かを痛いほど理解していた。まさに異例の快挙だ。だからこそ彼は、スポンサー資金の報告をする段になったら、この棚ぼたの手柄を自分のものとして主張してやると、すでに腹を決めていた。そうすれば将来、生徒会副会長の座へと昇り詰める可能性が大きく高まるに違いない。

「そこまでだ!」

エリックがルイスの前に立ちはだかった。エリックには別の思惑がある。彼は口を挟み、ルイスの足を止め、金と契約書を奪わせないようにした。

「何をするんだ?」ルイスは自信を崩さぬま...

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