チャプター 56

エルサ

くそっ、こんなのは嫌。すぐ外に人がいるのに。

「ドレイク」私は必死に囁き、彼の胸を押し返そうとした。「外に誰かいるの」

彼は動きを止めようともしない。それどころか、両手で私の太腿をさらに強く掴み、レザーソファの上で身体を高く持ち上げた。「聞かせてやればいい」彼は唸り、私の背中が思わず反り返るほどの力で、さらに深くを突き入れた。

限界まで引き伸ばされ、私は息を呑んだ。彼の太く硬いそれが私の抵抗を圧倒する。心は悲鳴を上げているのに、内壁は彼のものをきつく締め付けていた。ぬるりとした熱いものが、私たちの間に溢れ出す。

「お願い」かろうじて聞き取れるほどの声で、私は懇願した。「こんな...

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