第7章
「絶対に駄目だ」とケイデンは言った。
「奴らは私一人を求めているの。一人で行かなければ、フィンが殺されるわ」私は彼に向き直った。「これは私が決めることよ」
「罠だぞ」
「もちろん罠よ。でも、私たちに残された唯一の手でもある」私はソレンを見た。「何かあったら、彼らを中に入れられる?」
ソレンは一度だけ頷いた。
ケイデンはそこに立ち尽くし、葛藤していた――拒否すべきあらゆる理由と、たった一つの重要な理由との間で。彼の顎はこわばり、両手はさらに固く握りしめられていた。
「もし何かあったら」ついに彼は口を開いた。「すぐに逃げろ。最後までやり遂げようとするな」
「分かったわ」
私...
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