第8章

 3ヶ月後、私たちは家を手に入れた。冷蔵庫にはフィンの描いた絵が貼られ、裏のゲストハウスにはソレンが住んでいる。そして私のスキンケア事業は、どういうわけか西海岸にいる半数の群れにとって最大の供給元へと成長していた。人狼というのは思いのほか肌が敏感で、余計な詮索をしない相手には気前よく金を払うものらしい。

 フィンには本棚と読書スペースのある部屋ができた。私には、もう何も隠さずに仕事ができるオフィスがある。ケイデンには書斎があり、そこでは群れの報告書と評議会の古い歴史書が同じ棚に並んでいるけれど、それを奇妙に思う者は誰もいなかった。

 信じられないことだが、そこは間違いなく私たちの「家」だ...

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