マイ・グッド・ガール

欲望、渇望、賞賛……絆を通じて流れ込んでくる陶酔感に、私は我を忘れていた。私の中で、限界まで自身を突き入れるセインが抱く、私への想い。彼が私の顔の横や額にキスを落とす間、身体が慣れるための時間をくれる。荒々しいのに、こんなにも優しい彼が大好き。愛されて、守られていると感じさせてくれる。

セインが一度引き抜き、再び私の中へ突き入れる。その勢いでベッドのヘッドボードが壁にぶつかった。彼は再び引き抜くと、何度も突きを繰り返す。腰の動きはどんどん速く、そして激しくなっていく。彼のノットが、すでに過敏になって疼く私のクリトリスを何度も叩いた。

どうしてできるのかまだ分からないまま、爪を半ば鉤爪へと変...

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