私が勝つ

サイラス

レイヴンは、ばかばかしいほど自分にご満悦だ。ソファにもたれ、したり顔の小さなニヤリを浮かべている。その表情が、俺の股間に危険な火をつける。頭を傾けると、赤い巻き毛が片方の肩にさらりとこぼれ落ち、俺がもだえるのを待っている。

しばらく彼女を見つめ、挑発を腹の底まで沈ませる。それから俺は首を反らして笑った――大きく、遠慮なく、胸の奥まで揺さぶられるような笑いだ。俺の中の狼は、ほとんど転げ回っている。こいつの大胆さに可笑しくてたまらないのと、興奮が半々だ。

「おお、ファイアボール」俺はだらしなく引きのばして言い、目元の嘘泣きの涙を拭うふりをした。「お前、容赦ねえな。いい。すげえいい...

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