私はもうウルフ痴女じゃないわ

サイラス

レイヴンの瞳が、私の目と目のあいだを行ったり来たりと忙しなく探った。許可の合図は出さない。だが、呼吸も鼓動も、昂ぶりも、確実に速まっていく。

望んでいるのだ。

ただ認めたくないだけか、拒まれるのが怖くて望むことすら自分に許していないのかもしれない。あるいは、あのクソ野郎にまだ気持ちが残っているのか。どれもどうでもよかった。

彼女は俺のものだ。

ずっと、俺のものだった。

触れていない一秒ごとに、絆が血管の奥でそれを叫び続ける。宇宙に確実に伝わるよう、息をひとつ間違えたら彼女の額に自分の名を刻みつけてやりそうだった。

狼に憑かれたみたいに彼女の顔立ちを見つめ、感情の揺れのひ...

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