それについてすべて教えて

セイン

俺は、皆が「作戦室」と呼ぶ部屋に立ち、壁一面に留められた地図を睨みつけていた。番に伝わってしまわないよう、胸の底で煮えたぎる怒りを必死に押し殺す。火種が多すぎる。変数が多すぎる。こちらの戦力は薄く引き延ばされ、同時にあまりにも多くの状況に対処しなければならない。しかも、いまだ確かな手がかりのない内なる脅威――それが狙っているのは群れだけではない。

今の俺には、守るべき家族がいる。ミハイルがどこにいるのか見当もつかない。答えは、レイヴンの耳と耳のあいだ――あの頭の中に転がっているのかもしれない。必要なのは、サイラスが番から情報を引き出し、脅威をひとつずつ潰していけるようにすることだけ...

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