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セイン

二時間前まで、俺は徹底的に満たされ、精も根こそぎ搾り取られたアルファとして、運命の伴侶にすっかり骨抜きにされていた。だが今、俺は執務室に座っている。隣の椅子にはその伴侶が腰かけ、机を挟んだ向こう側にはサイラスとレイヴン。昨日の出来事に対して抱いた殺意に近い怒りは、いまも皮膚のすぐ下で燻り、いつ噴き出してもおかしくない。胸の内ではローナンが落ち着きなく行き来し、その苛立ちが俺の苛立ちをさらに煽った。

「昨夜はお互い殺し合わなかったようだな。おめでとう」そう言うと、エイラが手を伸ばし、宥めるように俺の腕へ触れた。温かく、地に足を戻してくれるような手だった。

「今日も相変わらずケツに棒...

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