大丈夫... これならできる...

エイラ

「先ほどは取り乱してしまい、申し訳ありませんでした。セインからあなたの身の安全を預かっていたにもかかわらず、私は失敗しました」

デイモンはリビングの床で私の前に跪き、服従を示すように首を晒している。私の小さな手は、彼自身の大きな両手の中に包まれていた。アマニは自分のメイトを悲しげに見つめている。

「床にいる必要はないわ、デイモン。大丈夫よ。わかってるから」

「いえ、私はルナをしくじりました。この先どうするかは、あなたが決めるべきことです」デイモンは頭をまっすぐにし、私を見上げた。その肩は内側に丸まり、背骨はその重みに耐えかねるかのように曲がっていた。

「何も説明する必要はないわ、デ...

ログインして続きを読む