パズルコンプリート

アイラ

やつらはレイヴンの力の抜けた身体を、私の隣のガラスの檻へと引きずり込んだ。私は冷たい隔たりに両の掌を押し当て、心臓が激しく打つ。彼女がここにいて、生きているからだ。頭はぐらりと垂れ、赤い髪が乱れて顔に貼りついている。それでも構わない。呼吸しているのが見える、それだけで安堵が目に刺さる。こんな悪夢の中に閉じ込められているのに、口元がふっとゆるむ。もう独りじゃない。それはすべてを変える。

そして彼女は、ここから連れ出すべき狼がもう一匹増えたということでもある。

私が「トイレに行きたいんだけど」と冗談めかして言い、隠された危険を買い物リストみたいに次々並べ立てると、レイヴンは身じろぎし...

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