お前は半分も殺せない

サイラス

虐殺ってやつは、中途半端じゃ成立しない。

やるなら腹を括ってやり切るか、さもなきゃせっかくの大虐殺を無駄にするだけだ。

俺たちは喉元に突き立てる刃みたいに、正面ホールへ突っ込んだ。

弾丸が漆喰をむしり取る。狼どもが唸る。誰かが「しん――」と叫びかけたところで、レイヴンが言葉を言い終える前にそいつの口を撃ち抜いた。

そいつは床に倒れ、痙攣しながら、歯を米粒みたいに散らした。

「声、抑えて」彼女はぼそりと呟き、目も向けずにスライドを引く。

運命の女神よ、俺は彼女がたまらなく好きだ。

「左だ」セインが怒鳴る。刃みたいに鋭い声で。「レイヴン」

彼女は一瞬の迷いもなく離脱し、ブーツの音を廊下...

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