敵の巣穴のルナ

アイラ

ハッチが開くと、錆びた金属が悲鳴を上げるような音を立て、思わず顔をしかめた。

半分ほど持ち上げたまま耳を澄ます。だが下からは何の返事もない。代わりに、冷たく湿った空気が隙間から押し上がってきた。濡れた石と腐臭の下に、古い薬品の匂いが混じっている。

「やっぱり悪い考えだった」私は囁いた。

アラマナは即座に同意した。ここ二十分ずっと私を引っ張ってきたくせに、というのが腹立たしい。

ハッチの下の縦穴は狭く、古い梯子が石にまっすぐボルト留めされていた。灯りが捉えたのは赤錆と、曲がった段、そして光の束が闇に呑まれた先は何も見えない。身を乗り出すと、腹の子どもたちがもぞりと動いた。

「わかって...

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