最終章-ザッツ・オール・フォーク

レイヴン

中立地帯のバーに行くのは、たいてい間違いだ。

酒のせいじゃない。

この年季の入った雌狼どもが、公衆の面前で酔っぱらうことを競技か何かだと思っているせいだ。

「アイツ、あたしのことガンつけてきたんだけど!」後部座席からロンダが怒鳴った。

「バーテンは、ビリヤード台の上に立つのやめろって言っただけだ」私は噛みつくように返した。

隣ではジルが、息もできないほど泣き笑いしている。その一方でマーラは、揚げたモッツァレラスティックとピクルスの籠を丸ごと、まるで前菜の件で警備員に追われているかのようにバンへ持ち込もうとしていた。

正直、追われていたのかもしれない。

スキは床にあぐらをかき、...

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