デスティンド・トゥ・ルール

アイラ

「話すことはたくさんあるぞ、リトルウルフ」

その恐れていた一言が、今まで見た中で最もゴージャスなアルファの唇から紡がれる。彼はまだ私の両脚の間に座り、オーガズムの後の高揚感から我に返りつつある私の太ももをさすっていた。彼の髪はくしゃくしゃであちこち跳ねていて、その無精ひげには私の興奮の証がまとわりついている。

セインがその舌でできること、そして彼が教えてくれた私の新たな好みは、言葉では言い表せない。私がベッドの端に座り直すと、セインは私のズボンを履かせ、膝まで引き上げた。まだそれを仕舞う準備ができていないかのように、私の中心をじっと見つめている。彼にそうしてほしいかどうか、私自身も...

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