ネスティング

セイン

ついさっきまで、前回の急襲でタイラーが辿り当てた金の流れを確認していた。千八百マイルも離れた山脈へ続く筋――それを追っていたはずなのに、次の瞬間、全身を押し流すほど凄まじい快楽に叩きのめされた。心のリンクで「セイン」と何度も呼ばれる声を聞いた途端、俺のものは即座に反応して硬くなる。

水を飲んでいたのが災いした。むせ返り、机の上に盛大に吹き散らしてしまい、立て直すのに苦労した。部下は、俺が普段から無愛想で陰のある男だということには慣れている。だが、こんなふうに欲に焦がれて硬くなる俺には慣れていない。

熱が血管を駆け上がり、机の縁を掴んで身体を支える。アイラから絆を伝って真っすぐ流れ...

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