第125章

 数分後、秋山棠花はドレスに着替え終わった。

 藤原光弘が選んだのは、赤のオフショルダースタイルのカクテルドレスだった。余計な装飾は一切なく、ただウエストのくびれた部分に二箇所、透かし彫りのようなデザインが施されているだけだ。

 丈はちょうどよく、彼女の膝の上までとなっている。

 そのおかげで、彼女の細く均整の取れた美しい脚が露わになっていた。

 この色は彼女によく映えると言わざるを得ない。元々色白な肌に、赤が加わることで一層セクシーで人目を惹きつける。

 ハイヒールを履いて鏡の前に立つと、秋山棠花は一目でそれを気に入った。

 大胆でありながら優雅さを失っておらず、胸元のデザイン...

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