第131章

 翌日、自然と目が覚めるまで眠っていた秋山棠花は、ネットで自分に関する投稿を見て、一瞬状況が飲み込めなかった。

 特に、ネットユーザーが水原春につけた「下手くそ外人女」というあだ名を見た時には、思わず噴き出しそうになった。

 さすがはネットユーザー。実に的を射た表現だ。

 スマホを手にネットユーザーのコメントを眺めていると、一本の電話がそれを遮った。

 表示された名前に、秋山棠花は不思議に思いながら電話に出た。「義兄さん?」

 電話の向こうから、藤原颯の心地よい男性の声がゆっくりと聞こえてきた。「棠花、起きたかい?」

「ええ、今起きたところです」

「それなら、今日時間は空いてい...

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