第26章 反撃

日野遥の配信が凍結されたのは、立花時安の差し金だった。なぜなら凍結されてから五分もしないうちに、辻本雨妃のもとへ立花時安から電話が入ったからだ。

「まさか、七年前に浅井景辰と日野遥が会ってた写真を、ちょうど誰かが撮ってたとはね。たった一枚でも、日野遥がずっと嘘をついてたって証明できる」

一拍置いて、受話器の向こうの立花時安は弾んだ声を隠しもしない。明らかに機嫌がいい。

「雨妃、心配しなくていい。もう専門のチームを手配した。明日には鑑定書が出る。君が出したスクショも写真も、本物だってはっきりさせてやるよ」

辻本雨妃はソファにもたれ、唇の端を薄く上げた。

「時安、本当に……感謝してる」...

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