第144章

三日目の午前九時半。水宮雪音のスマホが鳴った。鑑定センターのスタッフからだ。

『水宮様、鑑定結果が出ました。いつでもお受け取りに来ていただけます』

水宮雪音はスマホを握る指に力を込める。

『分かりました。すぐ伺います』

通話を切ると、七海がすぐに寄ってきた。

「水宮さん、鑑定センターからですか?」

「うん。結果が出たって」

水宮雪音は立ち上がり、リビングで積み木遊びをしている悠人と穹へ視線を向けた。

「悠人、穹。出発するよ」

二人が顔を上げる。

穹の小さな顔に、緊張がありありと浮かんだ。

「ママ……」

「怖がらないで」

水宮雪音は穹の頭をそっと撫でる。

「全部、マ...

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