チャプター 20

深夜、チャールズが主寝室のバスルームから出ると、パトリシアはすでに眠っていた。

エミリーが傍にいないせいか、パトリシアの寝相は目を疑うほどひどい。ベッドの真ん中に大の字で寝そべり、掛け布団は完全に身体の下敷きになっている。

チャールズはエアコンに目をやり、設定温度が華氏六十度になっているのを見て、思わず眉をひそめた。

彼はパトリシアの下から布団を引き抜き、隙間なくきっちりとかけ直してやる。

「こんな寝方じゃ、具合を崩すのも当然だろ……」小声でつぶやいた。

エアコンを切り、コップに水を注いでナイトテーブルに置くと、部屋の温度を心地よい加減に整えた。

ひととおり済ませると、彼はデスクへ...

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