チャプター 21

パトリシアは凍りつき、メールを衝撃のまま見つめた。

写真は解像度がやけに高く、そこに写る自分とチャールズの顔が、はっきりと判別できる。

ホテルの廊下で撮られたものだけではない。身なりが乱れ、言い逃れのできない体勢の写真まで含まれていた。

突き刺さるようなその画像の数々に、パトリシアは前回チャールズが口にした言葉を思い出す。――彼でさえ、背後にいる人物が誰なのか見当がつかなかった、と。

メールには脅し文句も添えられていた。

[誰にも言うな。さもないと、明日の芸能トップニュースだ。]

息が喉でつかえ、指先が反射的に強く握りしめられる。こんな写真、世に出せるはずがない。

アンダーソン家...

ログインして続きを読む