チャプター 40

天頂峰ホテルの豪奢な大宴会場では、フラッシュが蜘蛛の巣のように交差し、壇上に並ぶチャールズとパトリシア、そしてその脇に立つ警察本部長の姿を容赦なく切り取っていた。

パトリシアはすでに平静を取り戻していた。スーツは皺ひとつなく、鎖骨のあたりのボタンもきっちり留められている。

入場前、チャールズは記者たちに告げた。すでに答えた質問には二度と答えない、と。

記者席は落ち着かない気配に満ちていた。パトリシアがチャールズに目をやると、彼は小さく頷いて返した。

「本日はお集まりいただき、ありがとうございます」パトリシアの声はわずかに掠れていたが、マイクを通して会場に凛と響いた。

「この数日、私に...

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