チャプター 81

永遠にも思える時間ののち、チャールズはようやく彼女を離した。額を彼女の額にそっと重ね、息は少し荒く、目は充血している。

ぼんやりとした彼女の瞳を見て、チャールズはポールの「同意は必ず確かめろ」という助言を思い出した。反射的に尋ねる。「……大丈夫か?」

キスで頭が霞んだままのパトリシアは、至近距離の彼の顔を見つめた。まるで何かに憑かれたみたいに、小さくうなずいて目を閉じ、自分から唇を寄せる。

チャールズはパトリシアの薄い唇をやさしく噛み、彼女を膝の上へ引き上げた。両手で腰を抱き、幾日も抑え込んできた感情は、もう堪えきれない。

室内の熱は一気に上がり、外では雪が濃く、激しく降りしきってい...

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