第4章

 最後に、どうしても賭けに出るしかなかった。

 顔も、超常のパークも、ゲームでの直近の記憶もコピーできるとして……深いところはどうだ?

 五人だけが共有していた、誰にも話さなかった、鍵をかけて奥にしまい込んだ秘密は? 私たち以外、誰も知らないはずのことは?

「探し続けて」私は命じ、声の調子が揺れないよう無理やり抑えた。

 手が震えていたので、ポケットの奥深くに突っ込む。

「でも……探しながらでいい。みんな、あの誓いを覚えてる?」

 部屋の空気が死んだように静まり返った。

 四組の視線が、一斉に私へ跳ね上がる。

「誓い?」ニクスが、黒い眉をひそめて怪訝そうに言った。

「ああ」...

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