第7章

 山荘が封鎖され、私たち全員が永遠の地獄へ突き落とされるまで、残り時間はきっかり十五分だった。

 レアは息ひとつ無駄にしない。

 腹の底から絞り出すような咆哮を上げ、剣の柄を握る指に凄まじい力を込める。

 オーバードライブが点火した。

 灼けつくマグマ色の亀裂が、むき出しの両腕を容赦なく走り、眩い光を放つ。

 レアは突っ込んだ。

 擬態の魔物は巨大で、死んだ樹皮と突き出た脊椎の棘が組み合わさった悪夢みたいな姿で、私たちの頭上にのしかかっている。

 だが、私たちはこの化け物を六時間ぶっ通しで叩き続けてきた。

 もう限界のはずだ。追い詰められている。必死だ。

 魔物は呪われた黄...

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