第271章 武器庫でのテスト

藤原春 視点

死闘の末、私はようやく相手からの承認を勝ち取った。

私に手を差し伸べた軍人はバシル。Colonel! ジーザス、まさか大佐だったとは。つまり彼はおよそ1000から2000人規模の部隊を指揮しているということだ。

その階級にしては、ずいぶんと年齢が若い。

私は驚きの視線を向けながら彼の手を握り返した。

「中山・サン・ビアンキ。中古武器の売人です」

ほどなくして、一人の兵士が清潔な迷彩服を持ってきた。それを身に纏うと、ようやく人間としての尊厳を取り戻せたような気がして、無意識に背筋が伸びた。

「ついて来い」

バシルは背後で直立不動の姿勢を保っている兵士たちに短く声を...

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