第272章 自分の爆弾で吹き飛ばされる

藤原春視点

俺とバシルは、彼の駐屯地にある武器庫の中に立っていた。

自分の設定を補強するため、俺は知る限りの武器の知識を総動員して並べ立てた。

彼はしばらく沈黙した後、低い声で言った。

「来い、武器の専門家よ」

そう言い残して彼が背を向け扉を出ると、数人の兵士が再び敬礼した。その後ろ姿を見送りながら、俺はこっそりと息を吐き出す。どうやらテストには合格したらしい。これで『中古武器商人』として、あと数日は生き延びることができる。

彼に連れられて武器庫を後にすると、背後で分厚い金属製の扉がゆっくりと閉まった。そのまま後をついて行き、指揮室――つまり彼の執務室へと足を踏み入れた。

「取...

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