第285章 三日後の取引

【藤原春 視点】

翌日、俺は監視役の兵士二人と共に一歩も外へ出なかった。

兵士8は相変わらず警戒の眼差しをこちらに向けている。昨晩、彼ら二人がリビングで交代しながら寝ずの番をしていたことは百も承知だ。それに、建物の外には軍用ジープがさらに2台追加されていた。

おそらくバシルは、俺が仲介人と接触したことを機に、その手引きで逃亡を企てるのではないかと危惧しているのだろう。要するに、武器を引き渡すまでは、決して俺を逃がすつもりはないのだ。

しかしそれは同時に、「仲介人」の存在が、俺の語ったシナリオに信憑性を持たせたという証拠でもあった。

夕暮れ時、ジュマが1本の酒瓶を片手に俺の住まいを訪...

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