第310章 これが私の望む人生

【藤原春 POV】

夜、シャワーを浴びてからサラを抱き寄せると、彼女の柔らかいショートヘアが首筋に触れてくすぐったい。髪から漂う甘い香りを吸い込みながら、俺の手は自然と彼女の腹部へと伸びていた。わずかに膨らみを帯びているものの、服を着ていれば妊娠していることなどほとんどわからない。

そのまま彼女の胸へと手を這わせる。俺の記憶にあるよりもずっと豊満で、張りがあった。本によれば、妊娠中の女性はホルモンバランスの変化によって乳腺の発達が促され、やがて来る授乳期に向けて準備を始めるらしい。

掌の中で熱を帯びていくその膨らみを感じていると、サラが腕を伸ばして俺の首に回し、唇を重ねてきた。瞬時に全...

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