第102章。

ニコ視点

俺のかわいい妹が誇らしくてたまらない。

こんな大勢の前で歌うのは初めてなのに、自分の曲まで披露するなんて。作詞作曲の才能が本当にある。

それに今日のステージで、彼女は自分のすべてを差し出しているみたいだった。

あのタトゥーの曲を聴いたときなんて、言葉が出なかった。

胸がいっぱいで、何も言えなくなる。彼女の過去を知って、今こうしてこの歌を聴かされたら……俺のバンビーナを、これ以上ないほど誇りに思ってしまう。

そして彼女の声だ。いや、もう……夢が叶ったみたいだ。またあの声を聴けるなんて、本当にうれしい。

隣を見れば、コールもザックも満面の笑みで、頬を涙が伝っていた。

ここ...

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