第128章。

カーター視点

もう、うちの可愛い子が恋しくてたまらない。飛び立ってからもう六時間三十八分。今望むのは、あの子を腕の中に抱きしめることだけだ。

それに――二週間も、手を出さないよう自制して、唇の感触も我慢しろなんて拷問だろ。

二十歳未満の連中はみんな下のデッキに移って、だらだらしながら映画を観たり、適当にしゃべったりしている。

けれど俺の頭の中は、あの巨大な機体を操縦しているうちの可愛い子でいっぱいだった。

「お前も恋しいか?」カイがソファに隣り合って腰を下ろし、訊いてきた。

「ああ。それに、二週間も関係を隠すのはきつい。こんなに長く離れてるの、頭がおかしくなりそうだ」そう言って、俺...

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