チャプター 13.

タリア視点

久しぶりに兄に会えて、本当にうれしかった。

自分でもおかしいくらいだ。彼の顔を見た瞬間、いろんなことが一気に蘇った。名前も、私がまだ幼かったころ、いつも私にどう接してくれていたかも。

姉のような存在になってくれた看護師のエマ、それから娘のように可愛がってくれた看護師のエレイナに別れを告げると、目の奥が熱くなった。

二人は連絡先を書いてくれて、携帯を手に入れたら必ずメッセージを送ると約束した。会えなくなるのが寂しすぎる。

そこへアロンソ先生が部屋に入ってきた。

「待って、かわいい子。私の番号もね。もし誰かと話したくなったら、思い出して。私たちはみんな、あなたの味方だから」

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