第150章。

テオ視点

今日は一日じゅう最悪だった!妹にこんな態度を取らなきゃいけないなんて、本当に胸が痛んだ。

でも、これは俺たちが個人トレーニングのときに話し合ってきたことだ。俺が何を言うべきか、タリアはスカーレットのことをわかっているし、どういう言動をすれば「俺がタリアを見限った」ように見えるか――そういう細部まで確認してきた。

それに、兄貴たちの純粋で本物の反応も必要だった。そうしないと、あとで俺がスカーレットに吹き込むことを、あいつが全部飲み込まない。あいつには、俺がタリアを我慢できないと思い込み、俺が孤立していて、頼れる相手が誰もいないと信じさせなきゃいけない。

スカーレットがタリアに向...

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