チャプター 152.

タリア視点

テオがスカーレットにべったり張り付くようになって、もう一週間が経った。毎日、テオと私がいるだけで、スカーレットの目の前に――私とテオのあいだの亀裂が、さらに大きくなっていくのが分かる。

それにテオは放課後、ますますスカーレットと一緒に過ごすようになった。数日前には、スカーレットがテオを自分の家に連れていったほどだ。

だからテオは帰宅すると、家がどこにあるか、内装がどんなふうだったかを、私たちにこと細かに話した。母にも会ったらしい。でもテオは、母が誰か知っているふりはせず、知らないふりをしたと言った。母のほうもテオに気づいたように見えたのに、やはり気づいていないふりをした、と。...

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