第165章

カイ視点

どうにも、テオとタリアが俺たちに話している以上の何かがある気がしてならない。二人が揃って怯えたように目を覚まして、互いの無事を確かめた瞬間に、心底ほっとしたあの様子。あれを見ると、いったい何をそんなに泣いていたのか、余計に気になってしまう。

たぶん、レオンに録画を確認してもらえば、何か手がかりが出るだろう。とはいえ、まずは今日の支度をしないといけない。

俺はちょうどタリアを抱えたままだったから、寝室に戻ったその足で彼女を浴室へ連れていった。服を脱がせるのを手伝って、一緒にシャワーへ入る。髪も身体も、俺が丁寧に洗ってやった。

変なことはしていない。ただ、ところどころでキスを重ね...

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