チャプター 169.

タリア視点。

試合が終わると、エズラの膝の上に座っている私のところへ、ブラウンコーチが歩み寄ってきた。

「さて、タリア。疑いようもなく君はチーム入りだ。君がいてくれたら、こっちは幸運だよ。もしよければ、君には主力のシューティングガードを任せたい。構わないか?」ブラウンコーチがにこりと笑うと、チームの面々がわっと歓声を上げた。

「完璧です」私は笑ってチームとコーチに頷いた。「そうだよ、テゾーロ。君が一緒だなんて、嬉しくてたまらない」エズラがそう言って、ぎゅっと抱きしめてくる。

「次はフットボールの練習だから、着替えに行かなきゃ。お昼に会おうね」私は兄と、私の男の子たちと、バスケのチームメ...

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