チャプター 183.

タリア視点。

「いい子ね、ローガン」私は微笑んで言った。「清潔なタオルがいる。それと脚の副木――なければ食器棚の箱でもいい。誰か、救急車を呼んで。ローガンは一刻も早く病院へ行かなきゃ」私は指示を飛ばした。

私は滅菌済みのガーゼを見つけ、飛び出した骨に圧がかからないよう細心の注意を払いながら傷を覆った。それからガーゼがずれないよう、包帯で固定する。

「清潔なタオル、丸めて」私は命じた。

気づくより先に、誰かが私の前に差し出してくれていた。私はローガンの傷から目を離さないままタオルを受け取り、ローガンの脚の左右に当て、もう一本の包帯を回して押さえた。

「次は副木か箱」私は言った。すると、...

ログインして続きを読む