第二十五章。

父さん視点。

愛しいプリンチペッサよ、どうしてお前はいつも、こんなにも辛い目に遭わなければならないんだ。胸の奥で、怒りが煮えたぎっている。

最初はサブリナを人質に取られて、キリアンに手出しができなかった。次はタリアだ。

あいつは本当に救いようのない外道だ。しかも逃げられないように、バンビーナを二発も撃った挙げ句、こっちが撃てないように銃口を向けて脅しやがった。

俺のプリンチペッサに向かって、あんな口を利くなんて。よくも――。

「自分でやる、ドーフス・マクグーフス。出てって」バンビーナが苛立った声で言った。「あんたの大事な手下のおかげで、何年も自分の怪我は自分で処置してきたの。二つ増え...

ログインして続きを読む