第二十三章。

ケイデン視点

ルークがタリアを腕に抱いたまま歩いてくるのが見えた瞬間、これ以上ないくらい胸が弾んだ。

キリアンのもとから逃げ出して身を隠せていたと聞いたときも、心の底から安堵した。だがこうして実際に、無事な姿で、また俺たちのところへ戻ってきた彼女を目にすると――ああ、やっぱりこれでいい。すべてが、あるべき場所に収まった気がした。

俺たちがルークとタリアのところへ近づくと、タリアはすやすや眠っていて、ルークの服をしっかり掴んだままだった。その光景があまりにも愛おしくて、思わず笑みがこぼれる。

本当なら今すぐ自分の腕に抱き寄せたかった。けれど、タリアが誰かにしがみついているとき、そう簡単に...

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