第二十三四章

カイ視点。

俺たちが男子更衣室に着くと、みんなただそこに座って、どうでもいいことから真面目なことまで、取り留めもなく話していた。

正直、試合のことは俺たちも、コーチでさえも、まったく心配していない。

「コーチ、今日の試合のあと、家で打ち上げの夕食会をするんですけど、よかったら来ませんか」タリアが笑顔でコーチに言った。

「ぜひ行きたい。今季の締めくくりにはこれ以上ないな」コーチは明るい笑みを浮かべ、俺たち全員を見回しながら言った。

「お前たちの多くが卒業していなくなるのは、やっぱり寂しい。だがタリアと一緒にプレーしたおかげで、みんな確実に上手くなった」今度は少し寂しげな笑みで、コーチは...

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