チャプター 24.

タリア視点

深く息を吸い込み、ベッドから起き上がった。水を一杯飲みに行かなきゃ。

肩に毛布を掛けてドアへ向かうと、そこには護衛が二人立っていた。昨夜のメイクを落とす気力もなかった自分を、いまは心の底から褒めてやりたい。

「リトル・フラワー、こんな時間にどうした?」アランが囁いた。

私はいったん寝室に戻り、ノートを手に取って再び出ると、そこに書いて見せた。

『悪い夢を見たの。お水を一杯飲んで、すぐ戻って寝る』

「具合はどうだ? その夢のこと、話すか?」ケンが心配そうに覗き込み、囁いた。私は首を横に振って、また書いた。

『今はいい。いつか、別のときに』

二人はうなずき、私たちはキッ...

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