第二十五章

アーロン視点

今日のことで不安だった、なんて言葉じゃ到底足りない。だが、すべてが予定どおりに運び、キリアンを捕らえることができただけでなく、タリアがようやく肩の力を抜けると思うと、心の底から嬉しかった。

タリアがもうキリアンとは一切関わりたくないと言ったのには、正直少し驚いた。けれど同時に、それでいい、とも思った。ありがたいことだ。

俺たちの姫が、あいつの前に二度と姿を現すことはない。あのクズ野郎から、ようやく解放されたのだ。

夕食を終えると、タリアはカレブ叔父さん、護衛、それから彼女の六人の男たちと一緒に家に残り、俺たち残りは倉庫へ向かった。

今日キリアンを殺すつもりはない。あの野...

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