チャプター 37.

タリア視点。

ニコが私に手を上げるなんて、絶対にありえないと信じていた。けれど、現実に起きた。

ええと、私とテオとデクランは家に着くと、そのままシネマルームの奥の隅に座って宿題をすることにした。ここは、入ってきた人からは少し死角になる。だから静かにしていられる。

「顔のあざのこと、話してくれるか、バンビーナ?」デクランが、ほとんど息みたいな声で聞いてきた。――来るだろうな、と思っていた。

私は三人だけのグループを作った。

私:『二人とも、これは私たちだけの話にしてくれるって約束できる? 知ってるのはレオンと私の護衛四人だけだと思う。私はこのままにしておきたいの。二人には話すけど、お願...

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