第四十五章。

テオ視点

双子のきょうだいが、あんなふうに血を吐く光景が、頭から消えてくれる気がしない。

俺が今まで見た中で、いちばん恐ろしいものだった。あれからもう六時間近く経つというのに、ふいに、警備の一人が男と二人の女性、それに警察官を二人連れて入ってきた。

俺は彼らのほうへ歩み寄った。「この中に、ケイレブ・アロンソはいるか?」きっぱりした声で問いかける。

「はい。こちらは手術の際に私を補佐してくれる看護師が二人で、彼女たちもタリアを知っています。ジェイコブに急げと言われ、レオンからは、タリアを知っているこの二人の警官も連れて来いと言われました」アロンソ医師が答えた。

「わかった。こっちだ」そ...

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