チャプター 93.

カーター視点

一日中、俺の頭にあったのはただひとつ――俺の彼女と、二人きりの時間が欲しい、それだけだった。

だから彼女の寝室に着いて、彼女がバスルームへ入った瞬間、俺は男たちに目配せをした。全員がうなずき、ニヤリと笑い返してくる。

俺は中へ入り、ドアを少しだけ閉めた。完全には閉めない。ここで何が起きているか、あいつらにも聞こえるようにしておく。

彼女の甘い、たまらない喘ぎ声――あの美しい音楽を、あいつらから取り上げるつもりはない。だが、ほんの少しのプライバシーも必要だ。

それに、なんていうか……彼女の味は魔法みたいだった。

彼女が俺の髪に指を絡め、さらに奥へと押しつけてくるのがわか...

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