チャプター 21

シダー視点

ライト・クリエイティブズから戻った私は、使い古したソファの上であぐらをかき、膝の上で危なっかしくノートパソコンのバランスをとっていた。金銭的な問題は解決したかもしれないが、新たな難題が目の前に迫っていた。仕事探しだ。

デザイン系の求人リストをスクロールしていく。どの求人も創造的な自由を約束しているが、結局は私が逃げ出してきたばかりの、あの企業的な制約と同じものを突きつけてくるのだろう。指はキーボードの上をさまよい、名の知れた事務所に応募するか、それとも独立するかでためらっていた。

「ママ、何してるの?」

顔を上げると、オリヴァーが観察するような青い瞳で私を見ていた。彼は許可...

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